家族がバラバラから心を一つにする方法とは？
夫婦関係や家族関係が、希薄になるとお互いが何を考えているのかわからなくなります。 心も落ち着かないし喜びもなくなります。
このような場合どのようにして改善していけばいいのでしょうか？今回はこれを考えてみたいと思います。
ところで、私は、昔勤めていた会社である会社組織を任されたことがあります。その時、社員はバラバラで何を考えているのか分かりませんでした。またお互いがあまり干渉し合わないそんな風潮がありました。当然、会社の利益も上がりません。
そこで考えたのは「会議」を行うということでした。その会議は「愛の原則」を実践するというものでした。「愛の原則」とは 人間関係修復講座でお話ししているものです。
まずは、会社組織の共通目的を共有するということです。 そのために、 今何に取り組んで努力しているのかということをお話ししました。すると社員は、私が何を考えているのか、何に取り組んでいるのか、これを理解してくれました。
次に会議で一人一人が営業活動を行い、 会社に帰ってくるのですが、 今日一日どんなことがあったのか、一人一人に報告をしてもらいました。会議で 一人一人が報告をしてくれるのですが、私に報告するというよりみんなに報告するという感じでした 。ですから、 チーム全体が 一人一人がどんな苦労をしているのか、またどんな取り組みをしているのか、ということを理解するのです。
報告した社員は、 あ～自分の苦労をみんなが理解してくれた！と感じるのです。 そうすることによって、組織が一体感を成すのです。これによって社員同士も心が一つになっていきました。取り組んで3か月後、営業利益がぐんぐんと伸び始めました。 そして、半年後には、倍の利益を上げることが出来たのです。驚くべきことです。しかし、私は愛の原則を行っただけなのです。
家族会議のすすめ
さて、このように 愛の原則を行うと改善していくので、これを家族関係にも応用してみようと思いました。家族関係が希薄でお互いが何を考えているのかわからないという家族へ、私は「家族会議」を提案いたします。お菓子を食べながら和気あいあいと会議をします。 この時、議長になる人が重要です。一人一人が今考えているのか、どのようなことを取り組んでいるのか聞くのです。
例えば、子供がクラブ活動で、どんな練習をしているのか？そして状況はどうか？頑張っていたら、「凄いね！」と褒めてあげるのです。
その時、議長は共感してあげるということが大切です。そうすることによって話している子供も家族に理解されたと感じるのです。そして、家族のルールを決めるときも、 みんなの意見を出してもらうのです。 一人一人が出した提案をルールの中に入れるので、自分が決めたように錯覚するのです。ですから、決めたルールを喜んで守ろうとします。
このように家族会議は楽しいもので、家族の心を一つにしてくれる作用があります。行ってみると新鮮で楽しい会議となりました。もし家族がバラバラだというご家庭は、 一度行ってみるのをお勧めいたします。
以上で終わりとします。 最後まで読んで下さりありがとうございました。
▼内容が良かったと思う方はバナーをポチポチとすると多くの方に知って頂くことができます。応援があると嬉しいです。
